細々と書いて、細々と公開させていただいている、『ディルムッド悲恋譚』について。
ケルト神話、その中のフィン物語群を、それこそ教科書のように勉強したいと思っていたのですが、なかなかいい教材がなくてですね。
いえ、きっとないわけではないんです。わたしが見つけられなかっただけで。
なので、わたしが書いている『ディルムッド悲恋譚』は、ネットとか本とかから抜粋された情報で成り立っており、都合よく脚色されている部分もありつつの、本来の物語に忠実に沿っているものではないと思います。
というお断りを先に。
さて、タイトルにもあります、グラーニアについて。
グラーニアって名前を初めて聞いたとき、率直な感想が「あんまりきれいな音じゃないなぁ」だったんですよね。
それで、意味を調べてみたら、「醜い女」「醜悪」「嫌悪の情を催させるもの」となっていました。
それを見たとき、「ああ、これって、ディルムッドから見たグラーニアという存在なんだな」とすごく腑に落ちてしまったんです。
ですので、わたしが書く【グラーニア】は、すんごい悪女になっていると思います。
そこを目指しています!
別にわたしは嫌いじゃないんですが、わたしが書いているディルムッドは「生理的に無理」って言ってるんですねぇ…。
なので、もっともっと悪女になる予定。
お話の中でも触れさせていただきましたが、わたしが書くディルムッドにとっての彼女は、【運命の女】であり、【魔女】です。
ということで、本日更新話からしばらく、グラーニア絡みのお話が続きます。
よろしくお願いいたします。
***環名***